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没食子酸エピガロカテキンとレビトラで抗がん作用~院長公式ブログ~

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没食子酸エピガロカテキン 2013.2.16

こんにちは。
大宮院、院長の仲川です。


先日、紹介しましたカテキンとED薬による抗がん作用について、 The Journal of Clinical Investigationにおおもとの論文が記載されていたので読んでみました。

67-kDa laminin receptor increases cGMP to induce cancer-selective apoptosis


こちらでは…

『カテキン』の中でも、『Epigallocatechin gallate (EGCG)』日本語で『没食子酸エピガロカテキン/エピガロカテキン 3-ガラート』に関して。


胆管癌、直腸癌、子宮頚癌、乳癌といった多くのがん細胞表面に発現している67-kDaラミニン受容体にEGCGが結びつく事により、アポトーシスを引き起こすと考えられていたが、その過程において、cGMPを減少させる方向(アポトーシスを止める方向)にPDE5(ホスホジエステラーゼ)が働いている事が分かった。

そのため、PDE5阻害剤としてバルデナフィルを併用したところ、がん細胞のアポトーシスが押し進められた、という結果になったそうです。

ちなみにこの研究では、乳癌の細胞に対しての研究が行われています。

少し専門用語が多くなってしまいましたが…

簡単に言えば、カテキンとレビトラで抗がん作用が出た、という事ですかね。

今後の研究に期待が膨らみますね。

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