カテキンとED薬で抗がん作用 2013.2.3
緑茶に含まれるカテキンの一種と男性機能不全(ED)治療薬を併用投与することで、正常な細胞を傷つけずにがん細胞のみを殺し、高い抗がん作用を発揮することを、九州大大学院農学研究院の立花宏文教授の研究チームが突き止めた。
研究成果は25日、米医学誌ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション電子版に掲載された。
立花教授によると、これまで抗がん剤が効かなかったケースでも、高い効果が期待できるという。
早ければ年内にも米国で臨床実験を実施する。
同教授のチームは2004年、「エピガロカテキンガレート(EGCG)」と呼ばれるカテキンの一種が がん細胞の細胞膜表面にあるたんぱく質と結合することで、がん細胞を特定して殺す仕組みを解明。今回の研究では、EGCGの抗がん作用を阻害する酵素に着目し、この酵素の働きを抑える化合物を含むED治療薬を投与したところ、抗がん作用を高めることに成功した。
[時事通信社]
こんにちは。
浜松町第一クリニック大宮院院長の仲川です。
ここ最近続いていますが、気になるニュースを目にしたので紹介させて頂きます。
たまには論文読んでみようかな...
続報あれば、また紹介させて頂きます。