「バリフ(VALIF)の個人輸入について」2022.8.15
いつも当院のご利用ありがとうございます。
浜松町第一クリニック大宮院 井上です。
2021年10月に発売元であるバイエル薬品より販売中止の発表がされ、既に当院ではグループ全医院にてレビトラ錠は10mg、20mgともに在庫が無くなっております。
おそらく国内のどこの医療機関に行っても正規レビトラ錠を入手することは困難となっていると思われます。
ベストな代替薬は?
国内では正規レビトラジェネリックとして厚労省から製造承認を得たバルデナフィル錠が販売されているので、そちらをレビトラの代替薬として使用するようにしましょう。
現在、沢井製薬、東和薬品、富士化学工業が承認を取得していて、この内、バルデナフィル錠「サワイ」とバルデナフィル錠「トーワ」が発売開始されていて当院でも処方しています。処方価格は以下の通りです。
- バルデナフィル錠10mg「サワイ」/「トーワ」:1,300円(税込)
- バルデナフィル錠20mg「サワイ」/「トーワ」:1,500円(税込)
- ※10錠以上で1錠あたり100円割引
個人輸入(ネット通販)は危険!
レビトラ錠の入手ができなくなったことで、インターネットでレビトラの代替薬としてバリフ(VALIF)などを入手する人が増えることが予想されます。
このバリフ(VALIF)はインドのアジャンタ・ファーマ社が製造販売するED治療薬で、他にバイアグラジェネリックとしてカマグラ(KAMAGRA)、シアリスジェネリックとしてタダリス(Tadalis)の販売もしていて、個人輸入代行業者の運営するネット通販では有名なお薬です。
バイアグラがネット通販だと偽物が多く混在しているのは知名度があるからです。つまり知名度があれば需要があるので悪徳業者に目を付けられやすくなり、結果、偽物が多くなるということです。
バリフ(VALIF)もネット通販で購入できる海外製のレビトラジェネリックの中では、バイアグラほどでは無いにせよ知名度があるため偽物が多いので注意が必要です。
国内未承認薬については日本の医薬品医療機器等法に基づいて、品質・有効性・安全性について確認されていないため、使用による健康被害も多数報告されています。万が一、健康被害を受けてしまっても医薬品副作用被害救済制度が適用されないので、全て自己責任となることを理解しておきましょう。
参照元⇒健康被害などリスクにご注意! | 政府広報オンライン
当院では、医薬品医療機器等法に基づいて厚労省から承認された正規品のバルデナフィル錠(正規レビトラジェネリック)をオンラインでも処方しています。
遠方で来院が困難な方はオンライン処方(郵送処方)をご利用下さい。
・浜松町第一クリニック 大宮院
0120-23-7822