ED治療薬3剤の処方における注意点 2013.1.24
こんにちは
浜松町第一クリニック大宮院の事務長の井上です。
本日は「ED治療薬3剤の処方における注意点」です。
まずは次の表をご覧ください。
◆バイアグラを処方できない方
1. バイアグラの成分に対して過敏症の既往歴のある患者
2. 硝酸剤あるいは 一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、 亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)を投与中の患者
3. 心血管系障害を有するなど性行為が不適当と考えられる患者
4. 重度の肝機能障害のある患者
5. 低血圧の患者(最大血圧90mmHg未満または最小血圧が50mmHg未満)又は 治療による管理がなされていない高血圧の患者(安静時収縮期血圧170mmHg以上、又は最小血圧が100mmHg以上の方)
6. 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が最近6ヶ月以内にある患者
7. 網膜色質変性症(進行性の夜盲症)と診断された患者
詳細はこちら → バイアグラの併用禁忌薬
◆レビトラを処方できない方
1. 硝酸剤を使用中の方
2. レビトラ錠を服用して、過敏症(アレルギー)を起こしたことのある方
3. 心血管系障害などにより、医師から性行為が不適当だと診断された方
4. 先天的に不整脈(QT延長症候群)がある方や、現在、抗不整脈薬を使用中の方
5. 最近6ヵ月以内に脳梗塞・脳出血や心筋梗塞を起こした方
6. 重い肝障害のある方
7. 血液透析が必要な腎障害のある方
8. 低血圧(最大血圧が90mmHg以下)の方
9. 高血圧(最大血圧が170mmHg以上、又は最小血圧が100mmHg以上の方
10. 不安定狭心症の方
11. 抗ウイルス薬(HIV治療薬)、抗真菌薬(内服)を使用中の方
12. 網膜色素変性症(進行性の夜盲)の方
13. 女性の方
14. 小児
詳細はこちら → レビトラの併用禁忌薬
◆シアリスを処方できない方
1. 硝酸剤を使用中の方
2. 今までにシアリス錠を服用して過敏症(アレルギー)を起こしたことのある方
3. 心血管系障害などにより医師から性行為を控えるように言われた方
4. 不安定狭心症のある方、または性行中に狭心症を起こしたことのある方
5. 最近3ヶ月以内に心筋梗塞を起こしたことのある方
6. 最近6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血を起こしたことのある方
7. 治療による管理のされていない不整脈の方
8. 低血圧の患者(最大血圧90mmHg未満または最小血圧が50mmHg未満)又は治療による管理がなされていない高血圧の患者(安静時収縮期血圧170mmHg以上、又は最小血圧が100mmHg以上の方)
9. 重い肝障害のある方
10. 網膜色素変性症(進行性の夜盲、視野狭窄)の方
詳細はこちら → シアリスの併用禁忌薬
以上の様にいくつかの注意点がございますのでご来院の際は、上記に当てはまる患者様は医師にお伝え下さい。
ED治療薬は決して怖いお薬ではありません、用法・容量を守り医師よりのお薬を飲む際のお作法を守って頂ければお守り代わりにもなり大変便利なお薬です。
皆様もお気軽にお越し頂ければと思います。