大宮の氷川神社 2013.1.23
こんにちは
浜松町第一クリニック大宮院の院長の仲川です。
初詣の話を今更するのも時期外れなのですが、大宮駅近くで診療している身としては触れておくべきかなと思い、今回書かせていただきます。
大宮は古くからある街、神社も多数点在しておりますがその中でも最も有名で大きな神社の一つが氷川神社でしょう。
JR大宮駅から徒歩15分、東武野田線の北大宮駅もしくは大宮公園駅からはもっと近くにあります。
MAPPLE観光ガイドによれば、2012年の初詣参拝者数全国9位に位置しており、200万人以上の人手があったそうです。
正式な名称、神社が掲げている社標は『武蔵一宮 氷川神社』となります。
以前にも廃藩置県前の県境ならぬ『国境』の話をさせていただきましたが、大宮氷川神社は武蔵国の一宮として定められていた、と室町時代の『大日本国一宮記』に書かれています。
47都道府県ではなく、昔は66ヶ国に分けられており、各々の国に一宮神社が定められ、朝廷のお達しを最初に伝える場所とされています。
簡単に言えば、国ごとに一番格式が高いと言われていた神社になるかと思います。
相模国の一宮は、寒川神社となっています。
しかし、歴史書によって異なる記載もあり、南北朝時代の『神道集』によれば、武蔵国一之宮は『小野神社』(東京都多摩市)であり
大宮氷川神社は三之宮と定められています。
『神道集』によると、先日夜祭りを見に行った秩父神社は四之宮となっているそうです。
...なるほど。
今となっては、何とも判断しかねますが…
大宮に縁がある身としては、氷川神社を贔屓してしまいます。
いや、歴史を論じるならこんな事ではいけないですね。
ちなみに、正月は実家に帰っていたので、近くの神社に初詣でした(●´ω`●)
にもかかわらず、色々と調べて書いてみたのは…
実家近くの神社、名称は『横浜一之宮神社』というのですが、その歴史に興味深いものが。
(神社内の掲示より)
かなり古くから小祠が祀られていたが、元禄4年(西暦1691年)に武蔵国一の宮である大宮氷川神社の分霊を勧請したことから、横浜一之宮神社と称されている。
(ちなみにこの頃は江戸時代、五代将軍綱吉様の治世でした)
なんとなんと。
まあ偶然なのでしょうが、実家近くの神社と大宮氷川神社にこんな関係があったとはビックリしました。
何かしらの縁を感じますね!
まだ行ってないのですが大宮駅近くで仕事している以上、1月中には参拝したいと思います。