はしかの症状と予防!!2018.5.7
こんにちは浜松町第一クリニック大宮院 井上です。
現在、はしかが全国的に流行っております。
下記は5/4付けのニュースです。
はしかの猛威が止まりません。
新たに川崎市で20代の女性が感染したことが確認され、全国の患者数は100人を超えました。
「はしか」はこれまでのところ、感染が始まった沖縄で90人、愛知で15人など1都1府9県まで広がりを見せています。
また、発症した人の多くは20代から40代とみられ、この世代に共通しているのがワクチンの定期接種を1回しかしていない「1回世代」と呼ばれていることです。
厚生労働省によりますと、はしかの定期接種は2006年以降、2回行われるようになり、それは1歳児と小学校入学前1年間の幼児、このタイミングです。
1回しか受けていない人は2回受けた人たちに比べて免疫が弱まることがあるといいます。
はしかは飛沫(ひまつ)感染や空気感染で広がる非常に強いウイルスで、感染すると約10日、潜伏期間があるとされ、発症した場合は発熱やせき、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
そして2、3日、熱が続いた後に39度を超える高熱と発疹が現れてきます。
このような症状が出たら、すぐに医療機関で受診するよう専門家は呼び掛けています。
さらに、予防法としてはワクチンの接種しかなく、定期接種が1回の人は免疫が弱まっている恐れがあるため再度、接種するのが効果的だということです。
皆様も体調が悪くなり風邪かなと思った際は、お近くの病院への受診をお薦めします。
体調の変化には十分にお気をつけ下さい。