コンプライアンスとアドヒアランス 2013.1.9
こんにちは
浜松町第一クリニック大宮院 院長の仲川です。
正月にふらふら散策してみました。
比較すると、大宮駅ってやっぱり大きいですよね。改めて実感しています。
さて、表題の専門用語ですが…
『コンプライアンス』
これについては、少し前にとある球団のニュースで目にした方もいらっしゃるかもしれません。
『コンプライアンス上の重大な件』とかなんとかで…
まずは、大元の英単語から。
コンプライアンスcompliance
従うこと、追従、応諾、従順、服従、承諾
アドヒアランスadherence
執着、固守、信奉、支持、粘着、付着
といった意味になっています。
病院でこの言葉が使われる時は、主に『患者様がどの程度、医療者の指示に従うか』と言った意味での使われ方をしています。
その中でも、外来においては特にですが、『服薬をどのくらい守っているか』という部分についての意味となります。
決められた通りに毎日内服していれば『コンプライアンスが良い』となりますし、よく飲むのを忘れてしまっていたりと好き勝手内服しているのは
『コンプライアンスが悪い』『ノーコンプライアンス』と言われたりしています。
いや、言われて『いました』。
こういった考え方や概念の基本になっていたのが『医療者の指示に患者は従いさえさえすればよい』といった部分でありました。
個人的には、こういった側面が正しい場面もあると思っています。
しかし、患者様サイドがより積極的に治療に関わって行くべき場面も多くあるのも事実です。
そういった考えの中で、『アドヒアランス』という用語が使われるようになりました。
治療方針の決定に際し、医療者のみでなく患者さまも積極的に参加し、その決定した治療方針に従っていく事を意味しています。
当院におけるED及びAGA治療、バイアグラ・レビトラ・シアリス・プロペシアの処方についても、そのような治療関係を築いていけたらと思っています。
日々研鑽ではございますが、どうぞ宜しくお願い致します。
PS
ちなみに先日、医師の友人にバイアグラを処方してみて、使った感想を聞いてみました。
『食後に飲んだんですけど効きましたよ』
( ^ω^)・・・やめてくれ・・・
★★空腹時で内服しないと効かない事が多いので、皆様は注意して下さいね!!!