ED治療薬による胸焼けの対処法!!2016.9.21
こんにちは浜松町第一クリニック大宮院 井上です。
ED治療薬をお使いの方の中には、「胸やけ」がして気になる方もいらっしゃると思います。
ED治療薬は陰茎海綿体平滑筋を弛緩させることで海綿体への血流を増やして勃起の持続を補助するお薬です。
その時に稀に陰茎海綿体平滑筋以外の平滑筋も弛緩させる場合があります。
平滑筋とは自律神経の支配下にある自分の意思では動かすことのできない心筋以外の不随筋肉で胃、食道、小腸、大腸、血管壁に存在しています。
胃にあるものが食道に逆流しないように働きかけている平滑筋が弛緩されると胃酸が逆流気味になり「胸やけ」「胃食道逆流症」「胃部不快感」といった症状がでるのです。
そんなED治療薬による副作用の「胸やけ」や「胃食道逆流症」に対して「ガスター」や「タケプロン」などのお薬が有効です。
「ガスター」は服用後30分位で「タケプロン」は服用後1~2時間位で効いてきて共に約8時間程度、胃酸を抑える効果があります。
当院では9月1日より「ガスター錠20mg」のジェネリック医薬品「ファモチジンD錠20mg「サワイ」」と「タケプロンOD錠15mg」のジェネリック医薬品「ランソプラゾールOD錠15mg「トーワ」」の処方を開始致しました。
問診時にご相談頂ければ2剤共に1錠:100円(税込)にて処方できます。
(「ファモチジン」「ランソプラゾール」のみの処方も可能です)
詳しく知りたい方は下記アドレスへ
https://www.hama1-cl.jp/ed/gastric_distress.html