インフルエンザ!!2016.2.7
浜松町第一クリニック大宮院 井上です。
今年も流行し始めている嫌なインフルエンザ。
マスクをして咳き込む人を見かけたり、小学校や幼稚園等の学級閉鎖も聞こえてきます。
ところでインフルエンザの症状とはどんなものなのか。
- 38°Cを越える高熱が出る
- 寒気や震え
- 倦怠感
- 関節痛・筋肉痛
- 頭痛
- 喉の痛み
- 咳(出ない場合もある)
- 鼻水・くしゃみ
と風邪の症状に似ていますが、違いは体温上昇です。
インフルエンザは発熱するとすぐに38°Cを越えてしまいます。
人間の体温は目覚めた時よりも夕方の方が高くなります。
よって朝から38°C以上の発熱があった時はインフルエンザの可能性がありますので要注意です。
インフルエンザは1つのウイルスが24時間後には、約100万個に増殖します。
よって体全身を使ってウイルスから体を守る為、インフルエンザに感染すると高熱が出るのです。
インフルエンザの潜伏期間は1~2日程です。
発症する1日前から発症後5~7日頃まで周りの人にうつしてしまう可能性があります。
特に発症後、最初の3日間位が最も感染力が高いと言われております。
インフルエンザの検査は医療機関で簡単に行えます。
綿棒で鼻の粘膜をこすり、液体に浸して15分ほどで結果が出ます。
ただし、症状が出て3日目以降ではインフルエンザウイルスが体内で減り始めるので、発症後48時間までに検査しないと正しい判断は出来ませんのでお気を付け下さい。
熱が下がっても、2日間は感染させる可能性がありますので治ったと思っても2日間は、外出は控えた方がいいかもしれませんね。