白内障とは!!2015.9.25
こんにちは、浜松町第一クリニック大宮院 井上です。
前回、目の病気である「緑内障」についてお話ししましたが、今回は「白内障」についてです。
白内障とはレンズにあたる部分の水晶体が白く濁る病気です。
年配の方の病気と思わりがちな白内障ですが、40歳代~徐々に水晶体の濁りは始まっていきます。
早い方では、50歳代でかすみ目の症状が出てきます。
60~70歳代ではさらに症状が出てくる人が増えてきます。
年を重ねると物がみえづらくなり、老眼と思い込んでしまいがちですが、以下のような症状が出た時には眼科医に相談すると良いでしょう。
- 光がやたらとまぶしく感じる
- 文字がぼやけて見える
- 視力が低下する
- 夜道や夕方に物が見えにくくなる
- まぶしさの為に薄暗い方が物を見やすくなる
白内障にも濁る部分によって3種類あります。
- 皮質白内障
→ 水晶体の周辺部分が濁る。老化によるものが多く、初期症状が現れず、気付きにくい。アトピー性皮膚炎やぶどう膜炎の合併症でも起こります。 - 核白内障
→ 水晶体の中心部分にある核が濁る。中心が濁ることによって屈折率が変わり、老眼の人の眼が見えやすくなることがあり、老眼が治ったと錯覚する方もいます。他にも物が二重三重に見えることがあります。 - 後嚢下白内障
→ 水晶体の後の部分が濁る。初期から眼のかすみやぼやけ等の症状があります。糖尿病の合併症として発症する事もあります。
糖尿病の方、アトピー性皮膚炎の方、他の眼病がある方は発症の恐れがありますのでご注意下さい。
何か不安があればすぐに眼科に御相談下さい。
EDと一緒で老化が原因の一つなのですね。
老化!恐るべし!!!