調剤薬局について2015.6.30
こんにちは。大宮院の仲川です。
調剤薬局の立地問題に絡んだニュースとお伝えします。
規制改革会議健康・医療ワーキンググループが「いわゆる門前薬局に対する評価の見直し」を今後、複数回の調剤報酬改定を通じて進めていく方向性を示したことに、塩崎厚労相は「少し時間はかけるとしても病院前の景色を変える」と述べ、既存の門前・門内薬局への評価を厳しく切り込む姿勢を示した。
少し前にも取り上げた、院内薬局と院外薬局の話に関連した話題ですね。
規制改革会議においては、この院外薬局の中でも処方箋集中率が高い「コバンザメ型」の評価を一律下げる方向にシフトする案が浮上しているとの事です。
院外処方へのシフトを行った結果、起きた事といえば大手調剤薬局グループがひたすら支店を作り続け、どんな病院・クリニックも近くに同じような看板の薬局が並んでいる、というのも事実。
かかりつけの薬局を各患者が作るという目標がありながら、利便性を優先したら受診する薬局が複数になってしまうジレンマも抱えています。
そうは言いつつ、薬局の待ち時間ってそう短くはないですし(病院・クリニック程ではありませんか)、利便性の優先もバカに出来ない話題だと思います。
なお、当院は取り扱う薬剤はEDおよびAGA治療薬と絞っていますし、待ち時間は極めて短いのでご安心を。