高血圧とEDの関係~その3 2015.1.10
事務の井上です。
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
今回は去年に引き続き、最後の「高血圧とEDの関係」についてです。
高血圧症と ED 関連の研究は海外では盛んに行われています。
高血圧症を患う人が EDを発症している確率は約30%~70%だそうです。
このように高血圧とEDの関係は周知の事実です。
高血圧は糖尿病と並んでEDの大きな原因の一つとなっております。
「本態性高血圧」は、 ED を併発しやすい生活習慣病の1つです。
「本態性高血圧」とEDは、どちらも動脈硬化による血流の低下が大きな原因のひとつですのでもっともかもしれませんね。
また降圧剤の副作用によって EDを引き起こすこともありますので注意が必要です。
「二次性高血圧」でもバイアグラなどのED治療薬の併用で効果が期待できます。
しかし、腎臓病が原因の高血圧の場合では、腎臓がどのくらい機能しているのかが重要で、腎臓の働きが著しく低下している場合では ED治療薬の処方が受けられない場合もありますのでこちらも注意が必要です。
ちなみに降圧剤とED治療薬の飲み合わせは、特に問題はありませんのでご安心下さい。
誰しも避けることができずに年をとっていくものです、加齢がEDの原因であればまだ納得できるかもしれません。(ED治療薬があるので問題なし!!)
しかしこのように生活習慣で改善や防ぐこともができる、「高血圧」によってEDの原因になってしまうこともあります。
皆様、日頃から食生活、運動不足、ストレスと向き合って少しでもEDのリスクを減らしていきましょう!