糖尿病とED 2014.9.29
こんにんちは、浜松町第一クリニック大宮院受付担当の渡部です。
糖尿病になるとEDを併発する可能性が高いと言われております。
糖尿病でない場合に比べ3~4倍違うそうです。
糖尿病は、血糖値の高い状態が続くと血管や神経に障害が起こる為に、生活習慣病の中でもEDを併発する確率が最も高い疾患です。
陰茎とは主にスポンジのような海綿体でできておりますが、正常だと、受けた性的刺激が神経を通って陰茎海綿体へ到着します。
神経からの指令によって海綿体の血管が広げられ血流が増加して勃起が起こります。
糖尿病の場合ですと、神経に障害が起こり性的刺激がうまく伝わらない為、海綿体まで血管を拡げる指令が届きません。
同時に糖尿病により海綿体の血管そのものに障害が起こると更に血管が広がりにくいので血流の増加が妨げられEDとなってしまいます。
糖尿病歴が長かったり重症度が高い場合は効果が不十分な場合がありますので用量は大きい方が良いかもしれませんが、その点については必ず医師ご相談下さい。
※糖尿病患者の中には狭心症などの心臓血管障害を抱えている方で心臓発作対策の為、硝酸薬など(ニトロ系)利用している場合はED治療薬は服用できません。