OD錠と舌下錠 2014.8.16
こんにちは、浜松町第一クリニック大宮院 受付担当の渡部です。
バイアグラジェネリックが発売されてから数か月経ちましたが、処方を希望される方も大分増えてきました。
私達も発売後には「割線」や「OD錠」や「○○風味」といった以前は言わなかった言葉をよく口にするようになりましたが、患者様にOD錠の説明をして、「これは舌下(ぜっか)かい?」と言われたことが最近何度かありました。
OD錠については過去のブログでもご説明差し上げましたが、簡単に言いますと『口腔内崩壊錠』と呼ばれる、水なしでも唾液ですぐに溶ける特徴がある錠剤です。
舌下錠ですと、そのまま呑み込まず舌の下に挿入し急速に溶かし速やかに吸収して発作などを抑えるお薬で、ED治療薬では禁忌となっておりますが、「ニトログリセリン」のように発作を抑えるお薬が舌下錠としては有名です。
かといって、舌の下でOD錠を溶かせば早く効くということはありません。
OD錠と舌下錠は役割が違ってきますのでシルデナフィルOD錠を服用する際は水(又はお茶)で呑み込むか、お菓子のラムネを食べる様な感じで下の上に乗せて唾液で溶かして呑み込んで下さい。