個人輸入と偽造品 2014.7.29
こんにちは、浜松町第一クリニック大宮院 事務長の井上です。
先日、お電話でこんなお問い合わせがありました。
「個人でバイアグラを輸入して飲んでみたが、頭痛や顔が火照ったが、肝心の勃起の効果はなかった!」
「怖くなり、インターネットを見て大宮院に電話した」
とのことでした。
まず、そのバイアグラが本物かどうかわからない事!
個人輸入の約6割は偽造品だと言われております。
偽造品の製造現場は不衛生で品質管理にも問題があります。
そして、成分の含有量も正規品より多かったり少なかったり、全く含んでいなかったり他の複数の不純物が含まれていたりする物も確認されております。
上記の「頭痛や顔が火照ったが、肝心の勃起の効果はなかった」と言う点ですが、頭痛や顔の火照りは個人差もありますがED治療薬の副作用の可能性があります。
「勃起の効果がなかった」これは、飲み方が悪かったのかもしれません。
ED治療薬は食事の後だと最大限の効果を得られないのです。
食前等の胃が空の状態、つまり空腹時でないと効果は望めません。
もしかしたら上記のバイアグラは本物だったのかもしれませんし、偽造品でも若干の有効成分が含まれていたのかもしれません。
つまり、私がここで言いたいことは、本物か偽造品かわからない物を飲んで不安や危険を冒すよりも、安心で確実なED治療を医療機関で受けて頂きたいということなのです。
今後も皆様お気軽に御相談下さい。