Florence Nightingale 2014.5.30
こんにちは。
浜松町第一クリニック大宮院、院長の仲川です。
クリミア戦争で精力的に働かれた看護師さんですが、あの有名なフローレンス・ナイチンゲールです。
この名を知らない人はほとんど居ないでしょう。
彼女の功績は本当に大きく、この場で語りつくせない程です。
クリミア戦争において、兵舎病院における負傷兵の環境が極めて不衛生であったこと、その中で死亡率が42%と非常に効率であったにもかかわらず、ナイチンゲールの従軍後、数か月でその死亡率が5%にまで激減したと言われています。
クリミアの天使とも呼ばれましたがナイチンゲール自身はそういったイメージで見られることを喜んでおらず、本人の言葉として、「天使とは、美しい花をまき散らす者でなく、苦悩する者のために戦う者である」
また、「構成員の奉仕の精神にも頼るが、経済的援助なしにはそれも無力である」といった、医療における本質をも見抜き、指摘しています。